インソール(足底板)について 〜膝の痛み編〜
横浜・青葉台 コンディショニングルームひでのインソール(足底板)は入谷式足底板がベースです。
これは、故入谷誠先生が考案したものです。
とにかく凄すぎるんです、というよりもすごかったらしいです。入谷先生は。
僕なんかは臨床を直接はみたことないですが、セミナーなどで実演して頂いたり、そのお弟子さんたちにご指導して頂く中で、その凄さを見させて頂きました。

さて、〜膝の痛み編〜なので、それに対して書いていこうと思います。
大まかなことはAIで調べれば出てくる便利な時代なので、ここは私の考えを中心に書こうと思います。
従来のインソール(足底板)は、
変形性膝関節症というのがありますが、例えば日本人ならば、膝はO脚になっていくことが多いようです。欧米はX脚になっていくそうですが。

このような感じです。
これは、右膝を前から見ているレントゲン写真で、向かって左側にあるのが腓骨、右側にあるのが脛骨です。上にある骨が大腿骨です。膝の右側は内側になるので、内側の関節の隙間が狭くなるとO脚になります。よく言われる「軟骨がすり減っていますね」ってやつです。
従来のインソール(足底板)の考え方だと、足の裏の外側を高くして、荷重がかかるラインを膝の内側から、より外側に逃すことで膝の痛みを軽減させてきていました。内側の軟骨の負担を減らす目的で処方されているからです。
ただ、インソールを作製していて、結構いるんですが、足の内側を高くするインソールをいれた方が膝の痛みが改善する方もいます。
また、先ほどの外側を高くするものを入れた場合、痛みは良くなるけど、歩き方が少しぎこちなかったりすることもありました。
なので、やはり作製段階でインソールを入れて実際に歩いたりして、どのような形にすれば症状が減るか、またしっかり歩けているかを確認することが、大事なのかなと思います。
うまくいけば、外反母趾や中足骨や膝の痛みや、モートン病などの痺れなどの症状が改善して、
「長く歩けて、旅行や趣味が楽しめるようになりました。」、「ゴルフで体幹や股関節の動きが良くなり、また踏ん張りが効き、スイングが良くなりました。」なんて声もありました。
さらに加えて、歩き方もしっかり安定して、綺麗でスムーズに、結果、以前より疲れづらく、若々しく楽しく生活がしたいと考える方には良いツールなのかなと思います。
数mmの高さで歩き方や症状の変化が出るので、どうしても作製には時間が2時間程度かかってしまいますが、良いものが作れるように頑張りたいと思います。