デスクワーク、家事などで生じる腰痛に対しての運動
デスクワークや家事などで生じる腰痛は、多くは体を曲げたような姿勢の結果、生じることが多いです。
デスクワークでなりやすいだらっとした姿勢も、家事の中腰も腰椎は屈曲しています。

これは腰椎を左横からみています。
腰椎は前弯と言って、反っているのが正常です。
よく聞くのが、「反り腰だから腰が痛い」と言われたという話です。
反っているのが強すぎると問題ですが、反っていることが悪いわけではありません。
ただ、ずっと反っているのは問題です。曲がったり反ったり、多方向に動き、動かすことが重要です。
話を元に戻すと、デスクワークや家事の姿勢は、多くは腰椎は反っている状態ではなく、曲がっている状態です。イラストで言う
( のカーブではなく、
) になることです。
曲がっている状態が続くと、腰椎の前方には圧迫のストレス、後方には牽引のストレスがかかります。

腰椎を上から見たイラストです。上側が前なので、上側にある前方組織には圧迫ストレスがかかります。
圧迫がかかるのは前方の組織だと椎間板ですが、先ほど説明したように、後方の組織だと筋肉や筋膜と考えられ、伸長ストレスがかかります。

腰椎にはキーになる筋膜が存在しています。
筋膜がかたくなる原因には、加齢により水分量が減ることも原因ではありますが、もちろん不動が原因でもあります。
不動によって、また同じような姿勢を長時間とり続けることにより、かたくなった筋膜が痛みを引き起こす可能性があります。
特に、過去の怪我や、痛みのあった場所があったりすると、離れた場所でも腰の痛みを生じやすくなったりします。
具体的には、太ももの肉離れがあった、足首の捻挫で固定期間があった場合などです。
これに加えて、デスクワークなどで不動の要素があった場合などです。
今回は腰痛に対する運動を載せてあります。
1、ドローイング
2〜3秒間息を吐きながら、お腹を凹ませる
→腹横筋というインナーマッスルを鍛える運動

2、うつ伏せで両肘をついて、状態を起こして10秒間を3回程度

→腰を反らして痛い人は絶対やらないでください
3、座った状態で上方に伸び上がりながら5秒保持

横浜 青葉台
インソール(足底板)×筋膜調整整体
コンディショニングルーム ひで 代表 秋山秀樹