インソール 外反母趾編
外反母趾は女性に後発し、加齢とともに変形の増悪がみられます。
・荷重時のレントゲンで外反角が20°以上を外反母趾と診断する場合が多いです
・種子骨亜脱臼による母趾回内変形を伴うことが多いです

好発原因
・女性
・幅が狭く爪先が細い靴
・踵が高い靴(ハイヒール)
・母趾が2趾よりも長い(エジプト型)
・先天的素因として第1中側骨内反、扁平足、開張足
・関節リウマチ
母趾のMT P(付け根)関節部の疼痛
・突出した第1中足骨等が靴により圧迫されて疼痛が生じます
・発赤や腫脹もみられます
・進行すると靴を履かなくても疼痛を生じます
・靴によって圧迫されると、突出部にはバニオンや神経の絞扼が庄司って疼痛を引き起こします
・荷重が第23(中趾と薬趾)中足骨頭にかかるために、足底に有痛性のベンチ(タコ)がみられることもあります

足の骨はご存知の通り、全体的にアーチと呼ばれる構造を形成し、土踏まずを作っています。
足アーチには内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチの3つがあり、体重の分散や衝撃の吸収を行っています。

外反母趾の多くのケースでは、前足部が開張しています。
横アーチが消失し、前足部が平坦になり扇状に広がっています。

インソールを作製する場合
アーチに対して工夫していきます。
アーチをただ単に高くするだけではありません。
ただ、昨今の踵の高い靴など、形状の流行や、その人自身の身体の機能にも違いがあり、全体的なバランスを考えて、インソールを作製します。
全体的なバランスとは
歩き方がスムーズか?、姿勢は?、痛みの増減は?、筋肉の張りなど、であり、色々と加味しながら、実際の歩行をみながら作製します。
このような理由で2時間程度のお時間を頂いています。
横浜青葉台 インソール(足底板)と筋膜調整整体
コンディショニングルーム ひで 秋山秀樹