筋膜調整について 腰痛編 私の考え

腰痛がある方、多いですね。
デスクワークや運転、家事や育児でも多発します。

特に働き盛りの例えば50代の方は仕事や家事は休めませんから、とにかく早く治さなければなりません。

私は15年病院や整形外科で理学療法士職として勤めていましたが、今まで、腰痛に対して、肩甲骨や股関節などお隣の関節から介入していくことが多かったんです。

また、特に腰を曲げて痛い方に対してはインナーマッスルのトレーニングを行っていました。

同一姿勢を長時間とる方(大体20分以上)、腰椎や胸椎に変形がある方は、やはり痛みが生じやすい印象があります。

また、姿勢が極端に崩れている人も同様です。
骨盤が肩と足首を結んだラインより前にある人は腰痛になりやすかった印象があります。こんな感じです↓

腰の反りが強い人も同様です。
誤解しないで欲しいのは、腰の反りが強いことは悪いことばかりではありません。


腰痛がある方に対して筋膜の調整をしていて、股関節や肩甲骨の筋膜が硬い人は多いんですが、もう少し離れた下腿や足の指など場所の筋膜が硬くなっている人もいます。過去に怪我があったり手術歴があると、その時のサポーターやギプスなどでの固定期間などで生じた筋膜の硬さが残っているんだなと納得できますが、そのような歴がない人もたくさんいます。ちょっとまだわからないところでもあるんですが、これがおそらく姿勢や歩き方、生活習慣などの影響なのかなと思われます。

そのような考えでいくと、腰痛に対して腰だけに施術しても、一時的に良くなっても、また再発しそうな気がしませんか?


もちろん、ご自身の心がけの影響も腰痛には影響してきます。先ほど書いた長時間の同一姿勢の話がそうです。
離れた部位の筋膜も、そこに施術して腰痛が良くなることがあるならば、その硬さをとっていくようなことをしないと後戻りするよなあ、と思って、筋膜の調整を行っています。
もちろん、万能な手技ではないので昭和大学で習ったことなども組み合わせて施術していますが。
筋膜からの調整には良いところがあるので今はそれをメインにやっています。
先ほどの写真のような姿勢の方も姿勢が良くなったり、もちろん痛みなどの症状も変化します。また、力が入りやすくなったり、筋肉の張りが減ったりする方も多いです。

一応デメリットも書かさせて頂きます。
初回に時間がかかる点と、施術の最初の数秒から数十秒が少しだけ痛い点です。
終わった後に、一時的に2日くらい筋肉痛や重い感じになる方もいます。

こんな感じで長々と書いてしまいました。
よろしくお願いします。


腰痛の運動が知りたい方はこちらへ

横浜青葉台 インソール(足底板)と筋膜調整整体
コンディショニングルーム ひで   秋山秀樹

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